異なるムラ同士は互いを外部環境とみなす日本文化
日本人は自分が所属する集団(ムラ社会)のルールは守りますが、他のムラのルールは積極的に守ろうとしません。日本人は「赤信号みんなで渡れば怖くない」のような日和見的な発想があり、中国人の順法精神とは明らかに異なります。
その原因は、異なるムラ同士は互いを外部環境とみなす日本の文化的特徴から説明がつきます。
日本:
・ムラのルール優先
・個人の都合よりも集団の都合を優先
・下請け業者の都合より自社の都合を優先
京都の「一見さんお断り」は有名な風習です。「赤の他人」に対する態度に関しては、日本社会は欧米や中国と比べて極めて強い排他的な性質を持つようです。
中国や欧米の社会では、気軽に「赤の他人」に声をかける習慣があります。広大な中国社会では人の移動が激しく、毎日「一見さん」ばかりと出会うので、日本のように仲間内だけで固まってムラ社会を構成する方法は効率が悪いと考えられます。
日本:
・「赤の他人」のルールを軽視
・業者に自社のやり方を押し付ける
・パートナーと呼ばれる取引先でも、不景気にはあっさり切る
このような背景から、日本と中国では、集団が守るべきルールや規範に対する認識に大きな隔たりが生じたと考えられます。これは、善悪の問題ではなく、単なる文化的特徴の差異に過ぎません。安易な相手国批判は慎みましょう。
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