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「仕様書の詳細化」はオフショア開発成功の秘策ではない

先日1年ぶりに開催されたオフショア開発実践セミナーより。

講師:海外に提供する仕様書のコツは、記述粒度を細かくするよりも、文書全体の記述粒度を統一させることです。つまり、下手に頑張って仕様記述レベルを詳細化するよりも、粗くてもいいから全体の統一感を保ちます。

受講生:以前、私の部署でオフショア先に粗い仕様書を出したところ、明らかに仕様曖昧な箇所があるにもかかわらず、彼らは事前確認もせず勝手にプログラムを作り込んできました。

・・・・・・(質疑応答2分間)

講師:ということは、問題発生の根本原因は□□□□□□□ですね。したがって、再発防止策として「仕様記述粒度を細かくする」と掲げても、同種の問題再発は防げないでしょう。なぜなら、仕様書の詳細化は、根本原因とは無関係だからです。

受講生:なるほど、確かに・・・(目から鱗)。

講師:ということで、有効な再発防止策は□□□□□□□だと推測されますが、いかがでしょうか。

受講生:その通りだと思います。この解決策は、全く思いつきませんでした。

■ 問いかけ

「仕様書の詳細化」はオフショア開発成功の秘策とは言えません。

アルコール依存症の患者に向かって、医者が「酒を飲まないことが健康になる秘訣です」と説いたところで、いったい何の意味があるというのでしょうか?

同様に「相手とよくコミュニケーションする」「内部レビューに時間を割く」も有効な解決策ではありません。


先日のオフショア開発実践セミナーでは、短い時間の質疑応答だけで見事に問題発生の根本原因に斬り込みました。

ここで問題です。

前出の会話に代表される「仕様曖昧/確認不十分/仕様バグ」の問題を解決するために有効な質問法を検討しなさい。

ヒント:納期絶対主義

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