エレベーターから降りる順番
外資系企業が入居する東京のオフィスビルで目撃される風景より。
ラテン系の男性がエレベーターから降りるときは「僕が扉を抑えています!」と強烈にアピールしながら女性を先に降ろします。普通なら、人差し指で軽く「開くボタン」を押せば良いだけなのに、ラテン系男性の根性には脱帽です。外国人女性、帰国子女の女性などは、西洋流レディーファーストの精神に従い、自分が最初に降りることが当然と教育されています。一方、特に日系の大企業勤務の日本人年配男性は、年上の自分が先にエレベーターから降りることが当然と思っています。
例えば、ラテン系男性と日本人女性が同じエレベーターから降りようとする場面。ラテン系男性がエレベーターの扉を押さえている状態で、女性も男性が降りるのを待つ状態で両方待っている間に、人がドヤドヤっと乗ってきてしまい、結局二人とも降りられない、と言った笑い話があります。
出典:グローバルソーシングレビュー2009年9月号 pp.18-26
■ 問いかけ
<問1>上記の笑い話でエレベーターを降り損ねたラテン系男性と日本人女性が同じチームに所属することになりました。仕事において、この二人の相性は?(よい/悪い/どちらとも言えない)
<問2>上記の笑い話から得られる教訓を、異文化ビジネスの観点から論じなさい。
<問3>西洋流レディーファーストの精神が染み付いた帰国子女の女性と「年上=目上」を当然だと考える日本人年配男性が同じエレベータに乗りました。その後に予想される物語を創作しなさい。
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