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次のリーダー候補は子育て中の女性SE

2008年のリーマン・ショック以降、激減していた中国オフショア開発の発注量ですが、ここにきて明確な回復基調をみせています。ただし、その恩恵は2年間の不況を乗り切った一部の優良なオフショア企業に集中しています。

ところが、急激な人員拡大によって、再び中国ソフトウェア現場が乱れ始めています。特に、未熟者をリーダーに抜擢する人事の影響は深刻です。

ある中国オフショア企業では、日本語が堪能なリーダー経験者が常に複数案件を掛け持ちする状況が続いています。この会社では、日本と中国の窓口は優秀なリーダーに一本化すべきというのが基本方針です。よって、日本語リーダーへの負荷集中は避けられません。

前出の通り、ここ最近、中国オフショア開発への関心が再び高まってきています。

そこで、この会社では、将来の日本窓口役として期待される30代の女性SEを選抜しました。日本語能力3級ではありますが、技術力と管理経験の両方を備える期待のリーダー候補です。

ところが、この女性SEは既婚者であり、かつ、幼い子供までいます。そのため、普段の彼女は定時の5時半にはきっかり仕事を終えて、家路につきます。

この会社では、SEがリーダーに抜擢されると、日本語能力を鍛えるために3ヶ月近くの日本研修が推奨されます。ですが、今の状況では日本研修は難しいような気がします。

彼女が日本窓口として独り立ちしない限り、この会社では次の新しい仕事がもらえません。いったい、どうすればいいでしょうか。

■ 問いかけ

あなたは、中国オフショア拠点のプロジェクトマネージャから上記の相談を受けました。あなたがオフショア発注側の窓口なら、どう答えますか。

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