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PMI Japanサマーフェスタ2010 講演「オフショア開発プロフェッショナル人材育成の課題」

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講演概要より。

近年、新人社員とまともに意思疎通できない上司が増えています。この悩みは、協調性があり、仕様書の行間を読み、顧客の痒いところに手が届く同質性に優れた純和風SEを育成できない経営課題を象徴します。実は、オフショア開発や女性活用に代表される多様性(ダイバーシティ)は、日本企業のお家芸である持続的イノベーションを阻害します。残念なことに、かつて日本の競争力の源泉だった組織風土は、オフショア開発を阻害する最大の要因となってしまいました。これまでの「日本人による日本人のため」のソフトウェア開発では、誰もが正直・真面目・誠実を旗印に顧客と会社に尽くすことが最高の価値観だと考えられてきました。ところが、21 世紀に差し掛かかり、顧客と固い絆で結ばれた日本人SEがマネジメント職に就いた途端、「今後は全社一丸となってオフショア推進」と寝耳に水の号令がかけられました。言葉も文化も異なる外国人SEを相手にするオフショア開発では、日本人が誇りとする品質第一、顧客第一、「損して得取れ」の精神は全く通じません。本講演では、得体の知れない海外オフショア発注に戸惑いを隠せない日本人SEのマイナス感情を鎮めて、国際化対応という変化を前向きに捉えるための社内研修の進め方と実践例を紹介します。


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ある受講者さんの報告ブログ(システムエンジニアの晴耕雨読)より。

日本側のプロジェクトチームのPMが45歳で、平均年齢35歳なのに対し、中国側は、PMが33歳、平均年齢26歳だったりするのは、普通のことです。

・・と改めて認識させられると、

日本の26歳のチームに期待できること・期待してはダメなことをわきまえて委託する必要がある、という説明に納得するのでした。

私のつきあっているオフショア先は、33歳なら、部下100名の部長さんなので、案件概要と重要度合については説明しますが、以降のオペレーションはほぼノータッチになります。それでも現場の若手メンバーだけで推進できるような委託方法・内容が求められています。

ブリッジSEに求められるスキルは、日本語能力、業務設計能力、管理力・・というが、平均年齢26歳のチームに期待するのは無理! 

業務設計能力を優先し、他はあきらめる・・か、日本人の中堅を、片道切符で中国へ送り出せ?!!
それが時間もコストも節約できる・・と納得のアドバイスでした。

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長丁場のラスト講演なので、みなさんが元気に帰宅できるよう心掛けました。この日は、プロジェクトマネジメントの観点からオフショア開発の原則とTipsを紹介しました。次の機会には、オフショア開発事業の観点から、PMO活動について紹介しようと思います。

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