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オフショア開発における温度差の5要素

来月開催される第39回オフショア開発勉強会では、オフショア開発における「温度差」を取り上げます。オフショア開発における温度差は、以下の5つの要素に分けて考えると分析しやすくなります。

1) 指示・命令の伝達不備
2) 情報共有の不備
3) モチベーション低下
4) ビジネス社交関係の未熟さ
5) 信頼関係の誤解

今月オフショア大學オンライン講座で学ぶある受講生は、以下のコメントを寄せてくれました。

詳細設計書に含まれる「補足資料」に、処理の核となる考え方が書かれていることが多く、SE→プログラマへの「心」の部分の伝達に使われます。これは、プログラマにとって「行間」を補完するための重要な情報になります。

<例題>上記のコメントは、オフショア開発における温度差のどの要素に相当しますか?
<解答> 2)  ただし、状況によっては 1)かもしれません。

オフショア開発における温度差5要素のうち、1)と2)は直感的に理解できます。ところが、後半の3)4)5)は文字情報での表現すら難しいため、一般に軽視されがちです。

特に、日本人/男性/正社員/終身雇用/オンサイト作業を前提して運営されてきた組織では、メンバーの動機づけや人的ネットワークの構築に神経を尖らせる必要性を感じませんでした。

一般に、従業員は、公式的なコミュニケーションと非公式的なコミュニケーションの双方によって動機づけられます。前者は、上位者が業務遂行の手順を開示して、評価基準や評価結果の透明性を高めるなど。後者は、個人的な目標設定や進捗の確認、あるいは、対話の中でさりげなく用いる反射的なフィードバックなどです。

■ 問いかけ

<問1>対話の中でさりげなく用いる「反射的なフィードバック*」を用いて、オフショア開発で温度差が生じやすい理由を説明しなさい。

*)反射的なフィードバックとは、自分が見たもの、感じたものを、理屈や解釈を加えずに、ありのまま相手に伝えるコミュニケーション技法の1つです。

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