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温度差解消のために可視化すべき6つの要因

今週の水曜日、第39回オフショア開発勉強会が開催されます。今月のテーマは、オフショア開発で発生する温度差の研究です。前月から、本誌でもオフショア温度差に関する議論を続けてきました。

オフショア温度差が生じる原因は様々ですが、オフショア推進環境を可視化することで暗黙の仮定/善悪の判断基準/共通指針や標準プロセスに関するメンバー間の意識乖離を小さくできます。

オフショア大學では、下記6項目を温度差解消のための大事な可視化指標として提唱します。

(1)作業員
(2)開発環境
(3)ドキュメント
(4)ソースコード/品質
(5)プロセス
(6)ガバナンス

一般に、プロジェクトの「可視化」といえば、品質の可視化とプロセスです。オフショア開発では、作業員の可視化と開発環境の可視化が軽視されがちで、ときどき思わぬ落とし穴にはまります。

■ 問いかけ ■

<問1>中国から納品されたソースコード一式を確認しようと思ったら、なんとコンパイルすら通りません。あなたは、当該プロジェクトの利害関係者ではないとします。「開発環境の可視化」の観点から当事者に効果的な助言を与えなさい。

<問2>あなたは、中国オフショア側のサブリーダー劉さんとは個人的な信頼関係があります。ところが、ある日、重大な事実が判明しました。劉さんは、なんと1ヶ月前に転職しており、現在あなたとメールするサブリーダー劉さんは同じ苗字の別人だというのです。さて、この事実を中国側プロマネから聞かされたあなたは、いったいどう反応しますか。

<関連メルマガ記事>
・2010/06/04(第1,208号) オフショア保守における温度差
・2010/06/07(第1,209号) ソフトウェア品質に関する「暗黙の前提条件」の誤差調整
・2010/06/28(第1,213号) 報告書作成プロセスの温度差
・2010/06/29(第1,214号) オフショア開発における温度差の5要素
・2010/07/02(第1,216号) 意味が無いと思います

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