自主勉強がはかどらない理由
11月30日夜、今年最後のオフショア開発勉強会が開催されます。テーマは「モチベーション3.0」。米国元大統領のスピーチライターを務めた有名作家ダニエル・ピンクの最新刊を参考にしながら、オフショア開発に関わる利害関係者を動かす方法を議論します。
・第42回オフショア開発勉強会/東京・代々木
日時:2010年11月30日(火) 18時45分~20時45分
講師:幸地司(オフショア大學)
今月のオフショア開発勉強会でモチベーションを取り上げるきっかけとなったのは、中国人SEに自主学習を要求する古き良き日本人の姿でした。
日:今回の業務では不要ですが、将来の発注量拡大のために今から○○と□□の新技術を勉強しておいてください。
中:はい、分かりました。頑張ります。
■ 問いかけ ■
上記は、大部屋と称する日本的職場環境の中で、先輩の背中を見て育った社歴20年余の古き良き日本人管理者と、将来が有望視される中国人現場リーダーとの間で交わされた会話です。
この二人には、目に見えない信頼関係がしっかり築かれています。一見すると、この会話には非の打ち所がありません。ところが、実際には、中国オフショア拠点における新技術の勉強は、思ったほどはかどっていません。
いったい、なぜでしょうか。
モチベーションの観点から、あなたの考えを述べなさい。
The comments to this entry are closed.
Comments