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適切なオンサイト作業期間

オフショア開発の対義語は「オンサイト開発」です。下請けの立場では「客先常駐」、古き良き日本的商慣習における元請けの立場では「大部屋開発」とも表現されます。

今日も、中国オフショア開発プロジェクトで起こったある出来事を紹介します。

1ヶ月後に基本設計が始まるある中国オフショア開発プロジェクトでは、元請けから中国側に対して「3ヶ月間のオンサイト作業」が打診されました。

目的は2つあります。1つ目は、文書化が難しい高コンテキストな暗黙知を丁稚奉公的に中国移転すること。2つ目は、中国人リーダー人材の育成です。

この会社の日本人マネージャーは、中国を「単なる安い下請け」ではなく、今後も末永くお付き合いする重要な開発パートナーとして位置づけています。よって、マネージャーの裁量範囲内で、可能なかぎりオフショア委託先の人材育成に取り組んできました。その一つが、3ヶ月間のオンサイト研修という訳です。

ところが、日本から提示された人材育成を兼ねた日本常駐作業の打診に対して、中国側は回答を保留しています。なぜなら、当該プロジェクトで活躍が期待される新米の中国人リーダーが3ヶ月問に及ぶ日本行きを渋っているからです。

■ 問いかけ

<問1>
なぜ、中国人リーダーは3ヶ月の日本オンサイト作業を渋っているのでしょうか。例えば「新婚ほやほやなので配偶者に反対された」など、予想される典型的な理由をいくつか挙げなさい。

<問2>
現場研修を兼ねた3ヶ月間の日本オンサイト作業は、平均的な対日オフショア開発プロジェクトで活躍が期待される新米の中国人リーダーにとって魅力的な内的報酬ですか? 

<問3>
新米の中国人リーダーにとって適切なオンサイト作業期間を算出する方程式を定義しなさい。

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