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日本語力が弱いは問題か?

オフショア開発プロジェクト完了直後に、中国オフショア委託先(日系現地法人を含む)に組織の課題について現状分析させると、ときどき「日本語力が弱いのが問題」だと報告してきます。

一見、正論に感じられますが、わたしは即座に「これは問題ではない」と分析のやり直しを指導します。

本誌で繰り返し指摘するように、中国オフショア委託先の最大のマネジメント課題は、PDCAのCAが滞ることです。

具体的には、計画から実行までは優れるのに、現状を正しく分析・評価できないため、振り返りがほとんど機能しません。実際には、課題対策と称する「絵に描いた餅」が横行します。

長期安定環境に守られ、同じ釜の飯を食う仲間と共にボトムアップ的な改善を指向する古き良き日本人従業員には、許せない状況です。

参考:
PDCAのPDは得意、CAは苦手
PDCAマネジメントサイクルが回らない改善下手な中国人
レビュー時に指摘されなかったので今さら修正できません

■ 問いかけ

<問1>問題再発防止の観点から「問題」を定義しなさい。

<問2>「日本語力の弱さ」は問題ですか?

<問3>中国オフショア委託先が「日本語力の弱さが問題」だと報告してきました。あなたは、この報告をどう評価しますか。問題の再発防止の観点から、評価観点を重要順に述べなさい。

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