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中国プロジェクトメンバーの苦手領域を抑える質問(計画編)

ビジネスで中国人を相手にコーチングを実践する際に、「あなたはどう思う?」などと気軽に相手にボールを投げ返すと逆効果になることもしばしば。

コーチングの教科書に載っているような平凡な質問が続くと、元気いっぱいの中国人スタッフは欲求不満に陥ってしまいがちです。

「私の疑問にちゃんと答えてくれない」
「指示をください。私はその通りにやりますのでキリッ」
「こんな質問は時間の無駄です」


中国では、これといった正解のないOpen Questionばかりが続くと、詰め込み型教育しか知らない向上心の強いスタッフからすぐに反発を食らいます。

そこで最近の私は、念仏を唱えるように「目的は?」「目標は?」「生産物は?」「評価基準は?」を現場で繰り返します。

これらは、中国オフショア開発プロジェクトメンバーが最も苦手とする領域を網羅的にカバーする良問です。

このような Open Question には、特定文脈に依存した明確な答えが存在します。質問に答えられない場合は、その場で直ちに模範解答を与えます。お手本を参考に独自展開するのは、中国のお家芸ですから。

中国の現場指導では、このように Coaching と Teaching とうまく併用することが成功の鍵です。一般のパーソナルコーチングとは異なり、中国人に対して「この件についてあなたはどう思う」「後からじっくり考えてみよう」などと悠長に構えていられないのが現実です。

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