大気汚染の次にやってくる中国リスク
2012年2月に実施した読者アンケート結果を報告します。

参考記事:大気汚染の状況を可視化(情報提供)
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2013/01/post-e5c3.html
先週までのアンケート結果によると、約7割の関係者が「中国の大気汚染」は何らかの形で会社に影響あるだろうと答えています。投票数が少ないため、必ずしも実態を示すわけではありませんが、ご参考までに。
既にリスクが顕在化した大気汚染の次は「中国海軍艦艇による海上自衛隊へのレーダー照射事件」が大きな中国リスクです。中国当局は、日本側のレーダー照射発表に対して「でっち上げ」「事実に合致していない」「無責任な発言」として反論しています(※)。
※中華人民共和国駐日本国大使館(2013/02/08)
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1012822.htm
今週中国は春節休暇中ゆえに、この問題は一時棚上げされた状態になっています。(関係ないですが、中国の役所では、2月14日バレンタインデーの婚姻届を受理しないらしい)
しかしながら、このような日中間の政治的火種は、後に大きな災いをもたらす恐れがあります。特に、政府系イベント関係者、中国への出張者、日本出張者の受け入れ支援者らは、すぐに直接的な被害を被るでしょう。
■ 問いかけ
<問1>春節明け、中国出張者が現地スタッフ向けに、大気汚染対策として「高性能マスク」をお土産に持っていくと喜ばれる。同意しますか?(Y/N)
<問2>春節明け、中国出張者が現地幹部向けのお土産として日本製の空気清浄機を2台持ち込みたい。中国税関でチェックされて、面倒な事になる可能性が大きい。同意しますか?(Y/N)
<問3>「中国海軍艦艇による海上自衛隊へのレーダー照射事件」へのリスク対策は検討済みですか(Y/N)
◆Yes: 万全の対策
◆Yes: 検討を始めたところ
◆No: 未検討だがリスクを懸念
◆No: リスクは小さいと判断
◆その他
締切:2013年02月20日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
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