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ミャンマー訪問記「講義中によく笑う」

先月、ヤンゴン市内の日系企業でミャンマー人Software技術者に社内講義しました。私は、以前、日本で日本語が流暢なミャンマー人SEと交流したことはありますが、現地で数十名のミャンマー人SE集団と交流するのは初めての経験。

ベトナム/ハノイの散策風景

今日も、ミャンマー人SE向け社内研修で気づいた点を紹介します。

ミャンマー人受講生は、私の講義中によく笑いました。中国でも、私の受講生はよく笑い、大きな声を発しますが、ミャンマー人の雰囲気は中国人のそれとは若干、異なります。

ミャンマーでの体験は、私がフィリピン企業で社内研修した時の感覚に似ています。両国のSE集団に共通するのは、南国特有の大らかな人柄、宗教が生活に深く根づいていること、社内は母語・英語・日本語の三言語が飛び交っていること。

両国SE集団の大きな違いは、男女比率、中堅層の平均年齢、日本経験者数、など。

ミャンマー社内研修終了後に、複数の関係者からミャンマー人SEの特徴についてヒアリングしました。大勢が口を揃えて話した事項を一部、まとめます。

・ミャンマーのソフトウェア技術者は富裕層の子供達
・お金を稼ぐことよりも、環境優先で職場を選ぶ傾向あり
・女性技術者が多い
・職場も学校と同じように、仲間とワイワイ楽しく過ごしたい
・日本から厳しい要求は少ないため、学生気分が抜けない


■ 問いかけ

<問1>オフショア大學講義中、ミャンマー人受講生がよく笑う理由を予想しなさい。

<問2>以下のミャンマーとフィリピンの違いを詳細説明しなさい。
・男女比率、中堅層の平均年齢、日本経験者数、など。

<問3>ミャンマー人SE気質「お金を稼ぐことよりも、環境優先で職場を選ぶ傾向あり」を裏付ける根拠をいくつか挙げなさい。

<問4>ミャンマー人SE気質「お金を稼ぐことよりも、環境優先で職場を選ぶ傾向あり」はあくまでも一時的な現象であり、将来は中国人と同様に「金儲け」や「発展」を優先するようになると仮定します。この仮定を裏付ける根拠をいくつか挙げなさい。

<問5>今号の内容が全て正しいと仮定します。ミャンマー人SEと中国人SEの決定的な違いを予想しなさい。

<問6>上記の問いかけを踏まえて、これからミャンマー進出してオフショア拠点を立ち上げようとする日本企業に助言しなさい。

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