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スマホ増加、インドネシア増加、ミャンマー減少

先日、私のメールマガジン号外PR版で案内した【オフショア開発.com】が、今週、再び皆さんに役立つ情報を提供してくれました。先日はあくまでも広告枠として紹介しましたが、今回は通常の記事として情報提供します。よって、特定企業に利益誘導する宣伝意図は全くありません。

【オフショア開発.com】とは、日本企業が運営するマッチングサイトです。中国企業情報も掲載されていますが、どちらかと言えば、ベトナムや他アジア諸国に強いのが特徴です。

http://www.offshore-kaihatsu.com/

今週、オフショア開発.comが「問合せ実績から見えてくる各国のオフショア開発最新動向」と題したレポートを発表しました。

オフショア大學以外にも、このような調査活動をする団体があるなんて感心です。一般的には、彼らをライバル視するのが当然かもしれませんが、業界全体の発展を願い、あえて彼らのレポートを紹介したいと思います。


●スマートフォン

スマートフォン用のサイト制作や、CMS構築・移行、HP制作なども海外で開発する会社も増加しており、オフショア開発の案件内容の多様化と実用化が進んでいる。


●ソーシャルゲームへの問い合わせ、増加傾向

これまでオフショア開発として利用されることがなかったソーシャルゲーム開発が問い合わせ全体の4%、発注先は主に中国とベトナム。

キャラクターデザインなどのオフショア発注には不向きとされてきたイラスト制作への問い合わせ=1%。3年前までは0%だったことを考慮すると、新しい動きにつながりそうな予感。こちらは、日本向けデザインに強いタイへのオフショアが主流。


●ラボ契約

単発案件ではなく、継続的に発注するラボ契約を前提とした問合せも増加。


●問合せ企業の業種割合:エンドユーザからの問い合わせ

SIerやベンダーだけでなくメーカー19%、小売業者7%、製造業者6%と、エンドユーザからの発注問い合わせあり。システム開発の商流構造は変わりつつあると分析。


●ベトナム利用者の声

・中国、インドと比べてエンジニアの人件費が安い
・親日である
・真面目で向上心がある
・中国と比べてカントリーリスクが低い
・ここ2年ほどでベトナムオフショア開発会社が急増している
・日本との時差が少ない
・インフラ環境の料金など物価が安い
・納品期日や品質に対する意識が高い


●インドネシア

インドネシアは2億4千万人というマーケットの大きさと、Facebookやモバイル普及率が高いこと、あと英語での対応も可能という点で注目を集めている。


ミャンマー

ミャンマーは以前より減少傾向(2011年:7.5%→2013年:5.5%)。


■ 問いかけ

<問1>オフショア開発.comへの問い合わせで最も多かった開発分野は何でしょうか?

(a)Webシステム開発
(b)スマホアプリ開発
(c)制御系システム
(d)パッケージソフト開発
(e)組み込み系


<問2>オフショア開発.comへの問い合わせで、最も多かったオフショア開発人気国は3年連続で「ベトナム」です。では、2位以下の国や地域を予想しなさい。

(a)中国
(b)インド
(c)ミャンマー
(d)フィリピン
(e)インドネシア


<問3>オフショア開発.comによると、なぜかミャンマーへの問い合わせ件数が減少傾向にあるらしい。一体なぜでしょうか?

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