今期のオフショア発注量を増やすには
オフショア大學受講生との質疑応答より。
(Q. 受講生 A. オフショア大學講師)
Q. 新年度が始まりました。今年は更にオフショア発注量を伸ばしたいが、どうすればいいでしょうか?
A. 一般には「発注量=会社の意思決定」。残念ながら、現場のボトムアップ的な努力だけでは、直ぐに壁にぶつかるでしょう。
Q. 耳が痛い...。実は私の部署では、今期の発注目標として前期実績をはるかに上回る発注量が掲げられました。一方で、顧客の一部はオフショア開発に慎重です。必ずしもオフショア活用を嫌っているわけではありません。最後のひと押しが足りない印象です。
A. これまで確認させていただいた貴社の状況を鑑みるに、オフショア発注量拡大のために必要な施策は2つ。最重要は感情的アプローチで背中をポンと押してあげること。次いで、中期課題として正当な情報提供を続けること。
■ 問いかけ
<問1>「顧客の背中をポンと押してあげる」とは、どういうことか。顧客は十分に賢いとの前提で、オフショア開発推進に役立つ施策を考えなさい。
<問2>「中期課題として正当な情報提供を続ける」とは、どういうことか。「正当ではない情報」との違いを意識して、オフショア開発推進に役立つ施策を考えなさい。
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