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日本側は努力するのに海外勢は受け身、不公平では?

オフショア大學受講生との質疑応答より。
(Q. 受講生 A. オフショア大學講師)


Q.日本側はオフショア開発のために努力しているのに、海外側が日本のために努力する姿勢がほとんど感じられません。どうすればオフショア現地の技術者が日本側に歩み寄ってくれますか?
念のため、当社に常駐する一部のオンサイト要員(ブリッジSE等)の頑張りは認めますよ。


A.一般に、海外オフショア勢の方が、日本側よりも相手に歩み寄る努力を重ねています。特に言葉の習得と文化の違いを埋める努力は、オフショア勢の方が圧倒的に時間とコストをかけています。

ただし、国や地域によって、相手に歩み寄る姿勢には温度差があるのも事実です。


・中国

全ての技術者が日本語を学習。開発プロセスや評価基準も顧客要望にできるだけ沿う姿勢。規則よりも人間関係を重視する中国文化は、日本人顧客を意外に満足させることが多い。


・ベトナム

基本姿勢は中国と同様。ただし、日本語の壁は大きいため、技術音痴の未熟な通訳/コミュニケーターによって、両国の相互協力の雰囲気が台無しにされることがある。


・インド

日本語への対応は未熟で、かつ、積極性が感じられないことが多い。自社流の開発プロセスを頑なに貫く姿勢が目立つ。組織構造も日本企業とは全く異なるため、持続的改善の感覚が日本人とズレる恐れあり。一方で、オンサイト要員としてはバイリンガル日本人を起用、インド現地でも日本時間で稼働、日本都合の緊急事態であっても必死に残業対応、日本が祝日であっても現地では通常対応、等は有名。


■ 問いかけ

<問1>日本がオフショア側に歩み寄る努力とオフショア側が日本に歩み寄る努力をそろぞれ数値化しなさい。例えば「◯:◯」の比較形式。もちろん、あなたの主観評価で構いません。

・中国
・ベトナム
・インド
・その他の国や地域


私の見解は、12/22セミナー会場にて:

2014年最後のオフショア開発実践セミナー(1日集中コース)
日時:2014年12月22日(月)9:30-17:30
場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
http://www.offshoringleaders.com/seminar20141222/

なお、問いかけのヒントは、毎回メルマガの末尾に掲載されています。

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