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草の根運動のイメージの違い

類似のモノや同一物でも、日本語と英語ではイメージが異なることがあります。

例えば、日本語「草」と英語"grass" [1]。

日本人にとっての草は、どちらかと言えば「負」のイメージ。負のイメージが言い過ぎなら、非重要な印象と言い換えてもよいでしょう。例えば「雑草」や「www(草)」。

一方で、英語の"grass"はとても前向き、かつ、重要なイメージです。たとえるなら、日本語の「米」に近い感覚です。なぜなら...(理由は省略)。


余談ですが、日本文化の精神的支柱の一つである「米」は、中国人にとっては「貧乏人が腹を満たすため安い主食」といったイメージ。

このようなイメージの違いは、業務で無用な誤解を生む恐れがあります。


■ 問いかけ

<問1>インドオフショア開発の改善活動を「草の根運動」として展開したい場合、インド人に対して "grass-roots movement" と表現したら誤解が生じますか?(Y/N)


<問2>日本人ベテラン社員が、中国子会社で長期的な改善活動を推進するために「米百俵の精神」を引用して指導しました。米百俵の逸話は、現在の辛抱が将来の利益となることを象徴します。このやり方で、中国人スタッフの心を掌握できますか?(Y/N)


<問3>日系ベトナム子会社の社内教育で、NHKプロジェクトX「黒四ダム 断崖絶壁の難工事」を従業員に視聴させました。この番組を通じて、仕事に対する責任感を高めるのが狙いです。視聴後、ベトナム人従業員が発した驚愕のコメントを予想しなさい [2]。


<問4>仕事でよく使うモノや概念の中から、日本語と外国語でまるでイメージが異なる単語をいくつか挙げなさい。


参考文献
[1] 三省堂、ニュー・アンカー英和辞典(図解:日英語の比較)
[2] OVTA、ベトナムの日系企業が直面した問題と対処事例

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