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根本原因分析の緊張を和らげる

日本人が中国に短期出張し、現地のオフショア発注先で品質改善に取り組むことになりました。現地では、日本人出張者と現地の中堅リーダーが一堂に会して、先の失敗プロジェクトを反省しています。

今回の重要テーマは、客先で重大事故を招いてしまった事案の根本原因分析です。

中国に限らず若手中心のオフショア委託先では、「根本原因分析」の必要性を理解できない技術者は少なくありません。総論賛成各論反対といったところではないでしょうか。

根本原因分析の当事者となる若手技術者は、緊張のあまり、どうしても保身的になりがちです。そのため、最終的には、一問一答方式の形式的なヒアリングでお茶を濁すことが多いのではないでしょうか。


■ 問いかけ

<問1>根本原因分析を初体験する外国人技術者の緊張を和らげる方法をたくさん挙げなさい。できれば、国や地域毎に特徴を考慮すること。


<問2>中国現地で根本原因分析する際、当事者と二人っきりで話を進めるべきですか。それとも、複数の関係者を交えてわざと明るい雰囲気に盛り上げて話を進めるべきですか。


<問3>オフショア委託先に出向いて、現地技術者と直接対話すると、普段は声に出しにくい質問が山のように出てくることがあります。あなたなら、以下の質問にどう答えますか。相手は、根本原因分析を初体験する外国人技術者だと仮定して、わかりやすく説明すること。

3-1) 品質保証プロセスでたくさんバグが出たら問題ですか?
3-2) かつて根本原因分析をやったが効果がなかった、なぜ?
3-3) 品質コントロールと品質マネジメントの違いは?
3-4) 単体テストと結合テストの観点をどうやって区別するか?
3-5) 中国側で設計レビュー強化しても限界があるような気がする


参考
無記名ヒアリングを台無しにする行為
無記名で挙げられた「宮里課長の指示が曖昧」が物議を醸した。なぜなら、犯人探しが始まったから。

監査は大嫌い
まずは「監査」について口頭説明したところ、中国語で発音が全く同じである「監査」と「監察」を混同した恐れ。

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