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ベトナムのQA人材が定着しない

オフショア大學受講生との質疑応答より。
(Q. 受講生 A. オフショア大學講師)


A.当社は、ベトナムに製品開発が主体のオフショア開発を出しています。そのため、現地での品質保証にはかなり力を注いでいます。現地では、少数のテストエンジニアを品質保証スタッフとして採用して、ホワイトボックステストを念入りに繰り返しています。ところが、現地のQA人材が定着せずに困っています。


Q.現地のソフトウェア技術者にとって、品質保証部門は負け組が追いやられる閑職だと認知されている恐れがあります。

質問者によると、ベトナム側の品質保証スタッフは、ホワイトボックスQAのためのテストプログラムを書いています。日本人の感覚だと、品質保証スタッフとはいえ厳密には「エンジニア」に相当します。

ところが、開発からQAに配置転換されるベトナム人技術者にとっては、キャリアの断絶につながる大問題です。会社への帰属意識が薄い多くのベトナム人技術者にとって、いつまでも「QA人材」として働かされるくらいなら、さっさと会社に見切りをつけて転職するのが良策なのではないでしょうか。


■ 問いかけ

<問1>「品質保証スタッフは負け組」との認識は、日本とベトナムの国民文化の違いが主な原因である。(Y/N)

Yes
No
その他

結果を見る

締切:2015年09月09日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/


<問2>「品質保証スタッフは負け組」との認識の強さは国毎に異なると仮定します。「ベトナム/中国/インド/日本」の四カ国を認識の強さ順で並べ替えなさい。

例:ベトナム>中国>インド>日本
 (ベトナムでは最も品質保証スタッフは嫌われる)


<問3>もし、上記のベトナム現地で、日本語学科出身のコミュニケーターを品質保証スタッフとして育成しようと試みたら、成功すると思いますか? 成功率を数値で示しなさい(0-100)。


<問4>上記事例のベトナムのQA人材が定着しない問題について、有効な対策を考案しなさい。

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Comments

<参考>品質保証室は不人気(2007年4月)

http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2007/04/post_23d6.html

多くの会社では、プロジェクト実行部隊から独立した監査機構を持っていて、計画的にプロジェクト監査を実施している。ところが、監査の形骸化を指摘する声は少なくない。また、中国では品質保証室が不人気だという指摘もある。理由を聞いてみたら、
・キャリアとして確立されていない
・仕事ができない人が配属されるイメージが背景にある

Posted by: 幸地司 | September 04, 2015 at 02:53 PM

<参考>日本にテスト専門技術者がいない理由を説明せよ(2007年11月)

http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2007/11/post_aaf5.html

中国人管理者曰く、中国では、開発部隊とは独立した品質保証部が必ず存在します。なぜ、日本ではテスト専門技術者を使わないのですか。自分で作ったプログラムを自分でテストするだけですか。本当にそれで品質保証できますか?

Posted by: 幸地司 | September 04, 2015 at 02:56 PM

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